受賞作品の紹介
スモールベイビーおひるねアートフォトコンテスト(応募要項へリンクします)では、早産児のご家族より“夢”をテーマとしたおひるねアート写真とエピソードを募集しました。全応募作品より、水野先生、蛯原、青木、計3名の選考委員による審査を経て、大賞1作品、優秀賞3作品が選出されました。
審査会の様子はこちらまた、大賞1作品、優秀賞3作品を含む全応募作品※を、スモールベイビーオンラインギャラリーにて、順次公開しております。 ※スモールベイビーオンラインギャラリーに掲載許諾を頂いた作品のみ掲載いたします。
スモールベイビーオンラインギャラリーはこちら-
大賞:「夢はすぐそこに」
埼玉県 松本 麗子さん受賞コメント
毎日慌ただしく過ごしていて、生まれたときの事を振り返る機会はなくなっていました。ただ生きてほしいと強く願った事、我が子を胸に抱く姿を保育器越しに思い描いていた事、一緒に歩く事は夢物語だと思っていた事。
今回のコンテストに参加させて頂いて、今では当たり前のような日々が、当時の私達にとっては奇跡のような毎日なのだと改めて感じられました。
そして、今回大賞を頂けると聞いて、早産児だから経験できた喜びがまたひとつ増えたと嬉しく思っています。スモールベイビーは、ママや家族を大好きな気持ちが人一倍強く、人より早く出てきたのだと信じています。かけがえのない日々を大切に、笑顔で過ごしていきたいです。 -
優秀賞:「壁を打ち破る強さを」
兵庫県 さくらさん受賞コメント
早産での出産。他の子と比べて小さい我が子でとても不安でした。だからこそ「強く育ってほしい。」という気持ちは人一倍。そんな思いを込めた作品です。ご評価頂き嬉しいです。
おひるねアートは初めての挑戦でした。なかなかイメージ通りにいかないし、起きてグチャグチャに。
彼が大きくなったら「ママめげずに頑張ったよ」というエピソードの一つにしたいです。
このような機会を頂きありがとうございます。本当に小さかった我が子が、今では大人のお茶碗一杯食べてくれます。食べ過ぎで心配になるほどです。元気に食べる姿を見る度感動します。
同じような早産児のご両親は心配されるかもしれませんがその分ぐんぐん成長するので温かく見守ってね。
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優秀賞:「宇宙へレッツゴー!」
富山県 新谷 杏奈さん受賞コメント
「どんなことを伝えよう」と考え、身近なものを使って楽しみながら撮った一枚。素敵な賞を頂けて嬉しいです。
フォトコンテストに参加して、今しか見られない“今”の姿をこれからも写真に残して生きたいなと思いました。
そして、子どもが大きくなったときに写真を見ながらその時のことを笑って話せたら幸せだな〜と思います。
早産児のご家族のみなさん、はやく産まれてきたぶん、たくさん抱きしめてたくさん話しかけて、我が子との生活をおもいっきり楽しみましょうね! -
優秀賞:「我が家のカンガルーちゃん。
どんな夢を見ているのかな」
埼玉県 うーさん受賞コメント
おひるねアートフォトコンテストを知ったのは、息子がまだNICUに入院している時でした。元気に退院したら応募して一緒に思い出を作ろうと心に決めながら毎日面会をしていました。
息子は約半年NICUとGCUに入院しました。穏やかな日々ばかりではありませんでしたが元気に笑顔で退院することができました。
私はこれからも息子を早くうんだということを心のどこかで思い続けながら日々生きていくと思います。
それでも今そばにいられること、抱きしめてあげたいときに抱きしめてあげられることがこんなに幸せなんだ。
生まれた時、どんなに小さくても今、家族のそばで力いっぱい生きているんだよ、という思いを作品に込めました。